일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんぞうがはら

源蔵ヶ原

山本 周五郎

山本 周五郎의 源蔵ヶ原(げんぞうがはら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,843자 · 28화면

아오조라 문고

のか知らない、けれども、いちばん辛いのはおれなんだぜ、みんなにとっては向う河岸の火事だろう、痛くも痒くもないだろう、だがおれにとっては」

「泣き言を聞こうというんじゃねえ」と忠太がきめつけた、「どうしてこんなことになったか、おれたちは本当のわけが知りてえんだ」

「もういいだろう」と市三が云った、「云えねえものを諄くきいてもしようがねえ、この辺でけりをつけようじゃねえか」

「そうだな」と宗吉が云った、「そのほかにしようはねえらしい、出ようぜ」

泰二は市三を見、宗吉を見た。のろが立ちあがり、他の三人が立ちあがった。

「立てよ」と忠太が泰二に云った、「外へ出るんだ」

泰二が立ちあがり、市三からさきに、六人は外へ出た。宗吉が女中に、すぐに帰るから座敷はそのままで、と云い残し、かれらは泰二を中に挾んで表通りから横丁へはいり、狭いろじをぬけて空地へ出た。三百坪ばかりの草原で、まわりはぎっしりと家が詰っているが、二つ三つかすかに灯が見えるばかりで、あとはただ黒い影絵のような眺めだった。そこはまえに源蔵ヶ原と呼ばれていて、三倍くらいも広かったが、いまはその名を知っている