일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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たきみのたび

滝見の旅

伊藤 左千夫

伊藤 左千夫의 滝見の旅(たきみのたび)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,937자 · 4화면

아오조라 문고

七月十五日は根岸庵の会日なり。十七日にいでたたんと長塚に約す。十六日夕より雨ふりいでて廿日に至りて猶やまず。

長雨のふらくやまねば二荒の瀧見の旅を行きがてにすも

根岸庵よりされ歌来る。

藁ずきの紙にもあるか君が身は瀧見に行かず雨づゝみする

かえし

雨雲のおほひかくさば二荒山行きて見るとも多岐見えめやも

此夕長塚来りて、雨ふるとも明日は行かん、という。古袴など取り出でて十年昔の書生にいでたたんと支度ととのえなどす。廿一日朝まだきに起き出でて見るに有明の月東の空に残りて雨はなごりなく晴れたり。心地よき事いわん方なし。七時上野停車塲に行けば長塚既にありて吾を待つ。汽車の窓に青田のながめ心ゆくさまなり。利根の鉄橋を越えて行くに夏蕎麦をつくる畑干瓢をつくる畑などあれば

埼玉や古河のあたりの夏蕎麥のなつみこめやもおほに思はゞ

麥わらをしける廣畑瓜の畑葉かげに瓜のこゝたく見ゆる

など口ずさむ。十二時日光に著く。町を過ぎて含満の淵に行き石仏を見る。大日堂の裏手より裏見の滝へとこころざす。道のほとりに咲く草花、あからむ覆盆子などさすがになつかしくて根岸庵のあるじがり端書をやる。

少女等がかざしの玉の赤玉に似たるいちごを採りつゝありく