후리가나로 읽는 일본 고전
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ぼんのうひぶんしょ
煩悩秘文書
林 不忘
林 不忘의 煩悩秘文書(ぼんのうひぶんしょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,705자 · 173화면
鮫は朝鮮の一の切れ、目貫は金で断の一字、銘を天福輪と切った稀代の剛刀――ぐいと、背後ざまに落とし差した下谷の小鬼、伴大次郎、黒七子の裾を端折ると一拍子、ひょいと切戸を潜って戸外へ出た。
まっ黒な夜ぞらの下、銀の矢と降る雨、咆え狂う風の中を葛籠笠を傾けて、と、と、と――大次、たちまち闇黒に消えた。
框に立って、伸び上り、屈みこみ、一心にやみの奥をすかし見送っている法外先生父娘。
すると――。
梯子段のうしろが大広間で、すっかり戸障子が除り放してある。
そこの座敷に。
杯盤狼藉をきわめて噪いでいた、風体人相の好くない浪人者と覚しい七、八人の一団――部屋の隅に、四曲屏風を立てめぐらして、その中に、白衣に白の弥四郎頭巾をかぶり、眼だけ出した痩せぎすの武士が、敷蒲団に寝そべって若侍に肩腰を揉ましているのが、屏風の蔭に斜に覗いて見える。
いま、この一座が、ぴったり鳴りを鎮めて、浪人ものも、弥四郎頭巾も、いっせいに舐廻すような視線を千浪の立ちすがたに集中ているのを、法外老人もかの女も気がつかなかった。
深山の巻――福面鬼面――
白魔
「もうよい。これ、もう、揉まずともよいと申すに。