일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つばくろ(つばくろ)

燕(つばくろ)

山本 周五郎

山本 周五郎의 燕(つばくろ)(つばくろ(つばくろ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,395자 · 52화면

아오조라 문고

梶本はそこで口をつぐんだ。庄野は持っている茶碗をみつめ、渡貫は庭のほうを見、又左衛門は天床を見あげていた。

広縁の外では、二人の老人が、大きな方形の卓を運んで来、陶製の腰掛を四つ、その卓の四方に据えていた。卓はがっしりとした胡桃材で、なんの飾りもないが、時代がついているのとよく拭きこんであるためだろう、その単純な形がそのままで、云いようもなく美しく荘重にみえた。

「そうだ」と庄野が低い声で云った、「――おれたちには輝かしい未来があった」

「渡貫はどうだ」

「念には及ばないさ」と渡貫は答え、「焚火をしたのは庭のあのあたりだ」とそちらを指さして云った、「みんなの昂奮した顔、激しい昂奮のために、眼が血ばしっているような顔が見えるようだ」

そこでまたかれらは黙った。

松林のかなた、おそらく湖畔であろう、青年たちの歌ごえが聞え、どっと囃したり笑ったりするのが、とぎれとぎれに聞えて来た。だが、こちらの老人らの耳にははいらないのであろう、かれらは追憶の甘さと苦さを、それぞれの想いの中で、それぞれに噛み味わっているようであった。

「さて、――いまはどうだ」