일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 174,521자 · 344화면

아오조라 문고

寿は国のかえる日までいて、実によく手伝ってくれました。寿もその間には、ふっくりした表情になって、この三四年来になかった心持のよい日を送り、あとどんな嵐が来ようと、つまりようございました。わたしは寿がつくづく可哀想よ。わたしは弱いものいじめをする人間は大嫌いよ。互格でないけんかを売るような根性は、ふつふついやです。そしてこの腹立ちは清潔よ。人間が人間らしくあるよりどころです。寿は鍛練が不足だし、性格のよわさもあって、自主的な善意。何しろ寿は心にかかることです。〔中略〕

国は退去命令が出そうな事態になったらそれ前に田舎へ行くそうです。何も彼も放ぽり出して。話しだけにしろそうなの。わたしはそういう風に行動する気になれないから、家をもっとしゃんと腰の据った態勢に整理して、小堅く確信をもってやりとうございます。

この間、咲が台所で鍋を洗いながらね、「ねえ、あっこおばちゃん、どうしたらいいんだろう。一生が又もう一遍やり直せるものならいいんだけれど、そうでないんだもの、ねえ」と述懐してわたしを言葉なからしめました。国は咲が一面大事なのに嘘いつわりはないのよ。