후리가나로 읽는 일본 고전
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 230,599자 · 458화면
そのおいなりさんの御託宣を、おばあさんがうけて死霊ということをきいて来たというのは十分合点が行くことですね。
あら、むこうの道を、二人の男が太鼓かついでふれてゆくわ。お母さんが多賀さんのお祭りと思って達ちゃんの写真もっていらしたらそうじゃなくて、ここの夏祭りというのですって。その太鼓ね。おや、赤い旗が行くわ、それから人が行くわ、それから白鳥が小さい神輿をかついであとから神主が行くわ、一列になって、あのお医者の石崖の下の道をとおって、提灯がアーチになって下っている下をくぐってこっちの道へ出て来るらしいことよ。こういうの御覧になったわけでしょう? 子供の頃は。
近衛さん総辞職の号外をもって来たおっさんが帽子とって、こちらも御出征でとあいさつしてゆきました。そして軍手を三つばかりほしいって。
きょうは今迄のうち一番夏らしい日なのですが、こっちはこんなにしのぎよいのかしら。そうでもないんでしょうねえ。こんなに汗も出ないでどこか涼しい風が通っていて夏がすぎるのなら、私は本当にかえりたくないわ。でも、私が着いて、小一時間もして二階でねているうちに、もう室積からここのとつれ立って、東京からお客さんが見えたそうでって来た由。