후리가나로 읽는 일본 고전
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
宮本 百合子의 獄中への手紙(ごくちゅうへのてがみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 230,599자 · 458화면
七月二十一日
七月二十二日
こっちではなれて心配しているのと、その場にあたっている人とのちがい。二十四、五日ごろにでもなればいくらか消息もわかるでしょう。すぐどこかへ行ってしまうのでないとなったら、友ちゃんもいくらかほっとしているようです。一週間ぐらい入院でしょう。
きょう(二十日)は野原に来て居ります。人通りがひどくなっているのと、農家が店やになっているのとではびっくりです。多賀ちゃんも冨美子も元気よ。きのうおばさんが来られて、けさ一緒につろうて来たの。午後室積へ行ってみます。友ちゃんの机とりかたがた。あすこ初めてよ。ここの空気はやはりまだ昔の野原の空気です。海のある村の空気です。
七月二十一日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 山口県熊毛郡光町野原より(山口県・室積海水浴場の写真絵はがき)〕
七月二十一日
今日はこういうところへ買物かたがた見物に出張いたしました。この町を御存じ? 角の写真やさんでこのエハガキを買って角のはす向いの郵便局で書いて居ります。昔のおもかげと今日のいろいろな人の生活とが狭い通りの上に見えます。店にはやはり品不足。
七月二十二日 (消印)〔巣鴨拘置所の顕治宛 山口県野原より(山口県・室積港(※(ローマ数字1、1-13-21))、室積湾鼓ヶ浦(※(ローマ数字2、1-13-22))、室積公園より見たる周防灘(※(ローマ数字