후리가나로 읽는 일본 고전
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ごくちゅうせいかつ
獄中生活
堺 利彦
堺 利彦의 獄中生活(ごくちゅうせいかつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,443자 · 31화면
八 一日の生活
けれども、実際、今ではソンナ言葉は用いられておらぬ。みな「社会」といっている。
予はこの監に来てから、最初一両日は換刑の者と一しょにおかれ、次に一週間ばかり独房におかれ、最後には他の軽禁錮の者とともに三人でおかれた。その同房の二人は衛戌監獄から来た軍人であった。その他、この監にいる者の中には、恐喝取財未遂の弁護士、詐欺取財の陸軍大佐、官吏侮辱の二六新報の署名人、犬姦事件の万朝報署名人、恐喝取財の日出新聞記者、自殺幇助(情死未遂)の少年、官文書偽造の中学校書記、教科書事件の師範学校長、同上高等女学校長、元警部某、馬蹄銀事件の某々らであった。軽禁錮二個月の我輩なんどは幅のきかぬこと夥だしい。
八 一日の生活
さて、ここに一日の生活を叙せんに、まず午前五時(六月以後は四時半)に鐘が鳴る。それを合図に飛び起きる。蚊帳をたたむ、布団をたたむ、板の間を掃く、雑巾をかける。そうする中に看守が「礼ッ!」をかける。皆々正坐して頭を下げる。「千九百九十号」「千八百五十三号」などと番号を呼び立てる。「ハイ」と返事をしながらシャッ面を上げる。それがすむと塩で歯を磨いて顔を洗う。