후리가나로 읽는 일본 고전
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ごくちゅうき
獄中記
大杉 栄
大杉 栄의 獄中記(ごくちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 28,988자 · 58화면
「可哀想だがちょうど鬼界ヶ島の俊寛という格好だな。しかしもう少しだ。辛抱しろ。」
堺と僕とは石川にこう言いながら、
「おい、俊寛、左様なら。」
とからかってその建物を出た。
千葉の巻
うんと鰯が食えるぜ
が、また半年も経つか経たぬ間に、こんどは例の赤旗事件で官吏抗拒治安警察法違犯という念入りの罪名で、その事件の現場から東京監獄へ送られた。同勢十二名、内女四名、堺、山川、荒畑なぞもこの中にいた。女では、巡査の証言のまずかったためにうまく無罪にはなったが、後幸徳と一緒に雑誌を創めて新聞紙法違犯に問われ、さらにまた幸徳等と一緒に死刑になった、かの菅野須賀子もいた。
と同時に、二年前に保釈出獄した電車事件の連中も、一審で無罪になったのを検事控訴の二審でまた無罪になり、さらに検事の上告で大審院から仙台控訴院に再審を命ぜられ、そこで初めて有罪になったのをこんどはこちらから上告して大審院で審議中であったのだが、急に保釈を取消されてやはり東京監獄に入監された。この連中が西川、山口などの七、八名。僕はこの両方の事件に跨がっていた。
東京監獄は仲間で大にぎやかになった。