후리가나로 읽는 일본 고전
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がくもんのどくりつ
福沢諭吉教育論集
福沢 諭吉
福沢 諭吉의 福沢諭吉教育論集(がくもんのどくりつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 97,278자 · 197화면
その利害、もとより明白にして、喋々弁論するにも及ばざることなり。
ある人の考に、日本の文字を用うれば、人の姓名を記し事柄を書くには、もとより便利なれども、数字にいたっては、二五八三と記して二千五百八十三と解すは、これまた人民社会に不通用のことなりとの説もあれども、ひっきょう、縦の文字を縦に用うることにて、人を驚かすほどの奇に非ず。一二三の字は如何なる下等の民もたいてい知らざるものなし。ただその用法に心を用うるのみにして足るべし。西洋の数字にいたっては、わずかに十字なりといえども、開闢以来、人の知らざるものなれば、これを学ぶにも多少の精神を費さざるをえず。すでに字の形を学ぶに精神を費し、またその用法をことにす。これを日本の数字に比し、便不便はいわずして明らかなり。
結局、今の横文帳合はなにほどに流行するも、早晩、いずれのところにか突当りて、上流と下流との関所を生ぜざるをえず。縦の帳合はその入門の路、たとい困難なるも、関所を生ずるの患なし。たとえば今、日本大政府の諸省に用うる十露盤も、寒村僻邑の小店に用うる十露盤も、乗除の声に異同なきは、上下の勘定法に関所なきものなり。