후리가나로 읽는 일본 고전
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わたくしのあゆんだみち
私の歩んだ道
蜷川 新
蜷川 新의 私の歩んだ道(わたくしのあゆんだみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,458자 · 24화면
八 数年にわたる国内の講演
そのときの船は、五万トンの豪華なフランスの船であった。美人あり、才子あり、きわめて陽気なものであった。おもしろい話があるが、はぶく。一日、ひじょうなシケにあって、恐ろしい光景を、私はその航海で経験した。私はしばらくパリーにとどまって、ジュネーヴにむかった。そうして会議に列した。
八 数年にわたる国内の講演
大正十一年ごろには、日本人は欧米の大勢を知らず、大勢にはソッポをむいて、マルクス的のインターナショナルが大流行であった。大正二年以来、私は世界の大勢にじかに接してきているところから、その真相を、全国の学生や青年に告げることを必要と考えた。山川健次郎男や、清浦奎吾子爵は、私にその講演を要求された。私は自己を犠牲にして、それを承諾した。
私は、ナショナリズムの世界的大勢を全国に説きまわった。その折に、福岡と鹿児島の高等学校では、激烈に私に反対した。しかしながら、私はいつもそれを、学問をもって軽く受け流して、私の所信を述べた。私は昭和の初めまでも、それをつづけた。私はナショナルを力説したが、それを「国家主義」と、かってにかえて、ビラをはり出したところもあった。