일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しほんたいへいき

私本太平記(五)

吉川 英治

吉川 英治의 私本太平記(五)(しほんたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 252,330자 · 505화면

아오조라 문고

なお、べつな手勢は、かねがね西園寺公宗が一味とみられていた日野中納言父子、三善文衡、中原清景、橋本氏光などの持明院統の公卿をその家々に急襲して、かたっぱしから獄へ送りこみ、また、獄中にあった北条残党の武士は、毎日のように曳き出しては首を斬り、六条獄門外の樗の木の根に大きな穴をほって、樗の肥にしてしまった。

すでに、夏も七月。

信濃では、雲の峰のように湧いた大小いくつもの乱軍が合流しあって、一手は碓氷峠をこえ、一手は甲州を席巻し、もう武蔵野へなだれ出ていた。

一時、木曾路から尾張へうごくかと見せたのは、巧妙な偽勢で、彼ら北条遺臣のめざすところは、あくまで北条旧縁の府、鎌倉の奪回にあったのだ。

もちろん、鎌倉の足利直義は、これを坐視してはいない。

即時、武蔵野に迎え撃った。

けれど敵は破竹の勢いだ、一念、先代の地奪回を合言葉とする怒濤の大兵は、怨霊のような強さであった。

これにむかった足利勢は一勝さえ見ていない。――女影ヶ原では、岩松経家と渋川刑部の二大将が自害をとげ、小手指ヶ原では、今川範満が討死するし、かさねて府中における大激戦でも、小山秀朝と一族数百人、かばねを並べての、大殲滅をこうむるような始末だった。