후리가나로 읽는 일본 고전
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くうちゅうひょうりゅういっしゅうかん
空中漂流一週間
海野 十三
海野 十三의 空中漂流一週間(くうちゅうひょうりゅういっしゅうかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,324자 · 35화면
「ハア、こっちは××繋留気球第一号の六条です。電波はつづいて出ているでしょうな。このゴンドラの中に、ソ連人が一名忍びこんでいました。どうやらゴンドラの外からのぼってきたもののようです。今気絶していますが、あとでよく調べあげて、知らせます」
そういう少尉の声は、普段話をしているときとすこしも変っていなかった。これがどこへ飛ばされるとも分らない漂流気球の中に、心細くも生き残っている人の声とは、どうしてもうけとれなかった。
キンチャコフ
だが、この「火の玉」少尉の電信は、予期した応答が得られなかった。
変だなと思ってしらべてみると、マイクの紐線がいつの間にかぷつんと切られているのであった。これでは、地上から応答のないのも無理ではない。紐線は、さっきの格闘のときに切断したものにちがいない。彼は、すぐその修理にとりかかった。早いところ地上との通信連絡を回復しておかないと、気球がどこへ流れていったか、皆目手懸りがなくなる虞れがあるのである。
ちらりと地上へ目をやると、××陣地はもうマッチ箱の中に豆電球をつけたように小さくなっていた。高度はすでに三千メートル、方角がはっきりしないが、どうやら北の方へ押し流されている様子だ。