후리가나로 읽는 일본 고전
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かんぞうせんせい
肝臓先生
坂口 安吾의 肝臓先生(かんぞうせんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,194자 · 46화면
彼らは魚と同じように軽々と海を泳ぐけれども、彼らの上体が逞しく発達しているにくらべて、下肢が若干退化していることを認めざるを得ないのである。したがって、漁師の体格は健全とは云われない。寒天に於ても水中に作業する勤労の性質から、豪快であると共に不健康でもあり、たとえば戦争する兵士のように、生活全般がむしろ病的傾向を帯びているのである。
こんなわけで、漁師町でも、温泉町の人々と同じぐらい医薬が必要でもあるのである。したがって、一人の漁師――烏賊虎さんが、一人の医師に深いツナガリをもつに至るのもフシギではない。
烏賊虎さんは赤城風雨先生を信仰していた。それは医者と患者のツナガリをこえ、人格的な讃美カツゴウに到達していたものであるが、それは友人Qに於ても同じことであったろう。
「赤城先生には、こんな患者がたくさんいました。つまり、信者です。まったく人格によるものでして、中には、先生のミタテはダメだが、お人柄が忘れられないなどゝいう信者もいました。これでは先生も浮かばれません。だいたい医者が、医学上の識見でなくて、人格上の崇敬をうけるなどということは、本人にとって満足なことではありません。