후리가나로 읽는 일본 고전
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じさくかいせつ
自作解説
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 自作解説(じさくかいせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,652자 · 8화면
表題の私の少年探偵小説について何か書くように勧められたが、私は三、四年来、病気でひきこもっていて、手足が不自由なため、筆が執れないので、手紙の返事などは、家族のものに代筆してもらっているような、ありさまである。以下の文章は拙著「探偵小説四十年」(千部限定、昭和三十六年、桃源社)の昭和十一年の章に「初めての少年もの」という見出しで書いたものがあるので、それに原稿紙三、四枚新らしく書き加えて責めをふさぐこととした。御諒承下さい。
昭和十一年の正月号から、といえば前年の秋ごろから話がきまっていたわけになるが、どういう風のふきまわしか、私は少年ものを書いてみる気になった。もともと、私の娯楽雑誌に書く大人ものは、筋も子どもっぽいし、文章もやさしいものが多かったから、少年倶楽部の編集者が、この人はきっと子どもものに向くだろうと狙いをつけたのかもしれない。前々から依頼は受けていたけれど、それほど熱烈な依頼でもなかったので、私も本気になれないでいたのだが、このころになって、私の方でも、どうせ大人の雑誌に子どもっぽいものを書いているんだから、少年雑誌に書いたって同じことじゃないかという気になったのであろう。