일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はなとりゅう

花と龍

火野 葦平

火野 葦平의 花と龍(はなとりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 410,131자 · 824화면

아오조라 문고

昨夜、親分子分の盃を拒否したことを遺恨の種に、子分をさしむけたにきまっている。貯炭場に来て、自分を探したが、いなかったので、新之助一人を槍玉にあげたのであろう。――金五郎は、そうと、信じた。

(男らしくない)

いつでも、自分はかげに隠れていて、子分を踊らせている。そんなのは、立派な親分とはいえぬ。――金五郎は、怒りと、蔑みと、憎しみとで、歯がみする思いだった。

いくつも黒い山になっている貯炭場の間を抜けて、町はずれに出た。そこから、山下邸の二階の屋根と、庭の銀杏とが、見える。

急いでいると、

「玉井さん、玉井さん」

と、呼びとめられた。

ふりかえると、「なんでも屋」の親父が、あわてふためいて、店から駈けだして来るところだった。橙色の禿頭を、太陽に光らせながら、金五郎に追いつき、息をはずませて、

「玉井さん、ちょっと、話がある」

「話は、また、あとで聞く。急用があるけ……」

「どこに行きなさる?」

「吉田磯吉親分に逢いに行くんじゃ」

「そんなら、ちょっと、わしの話も聞きなさい。まんざら、無関係のことでも、なかけん……」

「おっさんの話は長いからなあ」

「いや、一分。