후리가나로 읽는 일본 고전
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はなとりゅう
花と龍
火野 葦平
火野 葦平의 花と龍(はなとりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 410,131자 · 824화면
よう遊びに来てくれた」
「ようも、参りません」
「大層、気色ばんじょるが、どげえかしたのかね?」
「吉田親分さんに、話があって参りました。ちょっと、起きて下さいませんか」
「どげな話か知らんが、くたびれちょるけ、これで、こらえてくれ。話次第じゃあ、起きんこともないが……」
「それでは、そのまま、聞いて下さい」
金五郎は、激昂して来る胸の虫をおさえて、ぐっと、生唾をのみこんだ。
「森新之助は、半死半生になって病院にかつぎこまれました」
「へえ、そりゃ、また。……いったい、どげえしたとな?」
「袋叩きに逢うたからです」
「誰に?」
金五郎は、白を切る吉田の顔を、槍の絆で睨みつけて、
「親分さんが、それを、わたしに聞きなさるとですか」
「知らんことは、聞かにゃわからんよ」
そうさりげなくいったが、吉田は、なにかに気づいた様子で、「おツタ、ちょっと待て」と、女の按摩の手をとめると、むっくりと、起きあがった。茶襟のついた銘仙の丹前を着ている。
「玉井君」
と、あらたまった語調で、吉田はいった。
「はあ……?」
「わかった。君は、なんか、勘ちがいしとる。森君が怪我したのを、おれが指図したと思うとるんじゃな。