일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はなとりゅう

花と龍

火野 葦平

火野 葦平의 花と龍(はなとりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 410,131자 · 824화면

아오조라 문고

おれの肌を見て、どうしても彫りたいという。こっちも彫って貰いたいと思うて、いっしょに、博多に行ったんじゃ。これだけに、一週間かかったよ」

金五郎は、お京との秘密を、マンに知られることを恐れた。胸の奥底が、疼く。

憑かれたような、夢幻のような、一週間であった。金五郎はマンへ秘密を持ちたくはなかったけれども、それは、強力無双な運命の軛のように、いったん捕えた金五郎を、離そうとはしなかったのである。

あの夜、泥酔した果、お京から、両腕に、龍の絵を描かれて、おどろいた。牡丹と蝶のお京の右腕と、昇り龍の自分の左腕とをくっつけて、鏡の中に映したとき、金五郎は催眠術をかけられたように、妖艶なお京の毒気にあてられていた。

「ねぇ、金五郎さん、きれいでしょう?」

お京は、男の腕をさすり、甘たるい声で、ささやいた。

「うん、きれいじゃなあ」

金五郎も、そう、思った。

「どう? 絵ではなくて、ほんとうに、彫ったら?」

「そうじゃなあ……」

「あなたのような身体は、彫青を入れるために、あるようなものよ。あたし、これまで、随分、いろんな人の身体彫ったけど、金五郎さんのような美しい肌、見たことないわ。