일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はなとりゅう

花と龍

火野 葦平

火野 葦平의 花と龍(はなとりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 410,131자 · 824화면

아오조라 문고

金五郎は尻まくりし、瓢箪池の中に入って、手網で、金魚をすくっていた。大きな盥のなかに、鯉、鮒、亀、などが、池から移されている。池の水を換えるつもりらしい。ぽかぽかと日あたりのよい縁側に、猫が四五匹、雪見燈籠の笠のうえに、鳥籠があって、二羽の眼白がしきりに鳴いている。

原田は、金五郎が頭に繃帯をしているのを見て、

「どげんなさったな?」

「昨夜、火事場で、転げてなあ」

「へえエ、昨夜は玉井家の厄日たい。勝則君も、ごりょんも、転けたといいよった。親子三人揃うてこけるちゅうのは珍しか」

「転げたくらいですんで、よかっちょる。君も転げんごと気をつけるがええばい」

「わたしは、こう見えてもなかなか転げん。転げたときには、ただでは起きんたい」

原田は豪放に笑って、縁に坐ったが、二人の話には、焦点のあわぬところがあった。

「玉井さん」

「あん?」

「昨夜の火事なあ、ありゃあ、東京の吉田本部から、命令が出ちょるにちがわんばい」

「さあ? 吉田大親分がそこまではやるまいなあ。わたしは、吉田さんも、友田喜造も、直接には関係のない、小者連中の策動と睨んどる。……というても、結局は同じことになるが、……」