후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
くしんのがくゆう
苦心の学友
佐々木 邦
佐々木 邦의 苦心の学友(くしんのがくゆう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,732자 · 332화면
「どういたしまして」と級長の松村君が一同を代表した。
「お三人とも優等生だそうで、結構ですな」
と先生は黒板を見かえった。ソロソロ得意のメントル・テストにかかるのである。
松村、高谷、細井の三名が土曜日の午後を二回つづけて花岡家へ遊びによった時、堀口生はそれをかぎつけて業をにやし始めた。しかし喧嘩をしてしまっては仲間にはいれないと思って、最初はいろいろと計略をめぐらした。
「花岡さん、花岡の若殿様」
とある朝運動場で照彦様を呼びとめたのはその一つだった。
「なんですか?」
「エヘヘヘヘ」とこれはお愛想のつもりで、
「花岡さん、僕は蜂退治の秘伝を知っているから、今度の土曜にきみのところへゆくよ」
「蜂退治なんかしちゃいません」
「うそをつきたまえ、ヘヘヘヘ」
「笑ってばかりいるんですね」
「おかしければ僕だって笑うよ。ヘヘヘヘ」
「知りませんよ」
「蜂退治をしているじゃないか? きみの顔にチャンと書いてある」
「…………」
「きみたちは万物の霊長が五人がかりであんな虫ケラをどうすることもできない。かわいそうに。僕が手つだってやらあ」
「かわいそうでもかまいません」
と照彦様はゆこうとしたが、堀口生ははなさない。