후리가나로 읽는 일본 고전
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「くさのしんぺいししゅう」かいせつ
「草野心平詩集」解説
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 「草野心平詩集」解説(「くさのしんぺいししゅう」かいせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,303자 · 11화면
キシム氷ノ黒イ。
海。
これに照応して、
満満ミチル無数ノ零ノ。
黒ガラス。
天。
海の詩はなお今後も書かれることだろう。
七
漸く「富士山」に辿りついた。
心平さんは富士山の詩人とも言われる。十数年来、富士山の詩を幾つも書き続けてきたからだ。今後も続くことだろう。
ところが、心平さんは富士山そのものだけを歌ってるのではない。存在を超えた無限なもの、日本の屋根、民族精神の無量の糧、として歌っているのだ。そして殊に、前に引用しておいた文章が示す通り、もともと富士山などというものは天を背景にして存在するのだ。
斯くて、富士山はもはや象徴である。現実の富士山の姿態などは問題でない。けれども、象徴は具象を離れては存在しない。心平さんの富士山はやはり美しい。その美しさが、平面的でなく、掘り下げられ深められてるのを見るべきである。
これらの作品に於て、知性と感性との比重がどうなっているか。比重の差は多少ともある。その差の少いもの程、すぐれた作品となすべきであろう。
なお、ここに私は「阿蘇山」の一篇を採録しておいた。いずれ阿蘇山にも取っ組んでみたいという、心平さんの言葉を記憶してるからである。