일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くものゆめ

蜘蛛の夢

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 蜘蛛の夢(くものゆめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 147,189자 · 298화면

아오조라 문고

シナでも或る地方ではきりぎりすを咬みあわせることが大層はやるといいますが、日本の蜘蛛も大方そんなことから来たのでしょう。誰がはじめたのか知りませんが、一時はだいぶはやりました。それが天保度の改革以来すっかりやんでしまいまして、幕末になってぼつぼつとはやり出しました。つまり軍鶏の蹴合いなどと同じことで、一種の賭博に相違ありませんが、軍鶏は主に下等の人間の行なうことで、蜘蛛はまず上品のほうになっていたのだそうでございます。したがって、その蜘蛛を入れる筒には贅沢な品もあったというわけです。会津屋の叔父もいつの間にかこの道楽を始めていたのだということが、死んだあとになって判りました。

叔父は一体が凝り性である上に、根が勝負事でありますから、だんだんに深入りをして、ほとんど夢中になってしまったのでございます。四谷辺では新宿の貸座敷の近所にある引手茶屋や料理茶屋の奥二階を会場にきめて、毎日のように勝負を争っていましたが、そういう所では人の目について悪いというので、かのよい辰の座敷を借りることになりました。前にも申した通り、よい辰のむすめのお春は近江屋という質屋の亭主の世話になっていました。