일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ろんごものがたり

論語物語

下村 湖人

下村 湖人의 論語物語(ろんごものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 132,688자 · 266화면

아오조라 문고

」

孔子は語り終って眼をとじた。風の音が、樹々をつたって、しずかに遠くの谷間に消えて行く。孔子は、その風の音に聞きほれながら、自分の永かった苦闘のあとを顧みた。神秘を求めず、奇蹟を願わず、常の道を、自己の力によって、一歩々々と深めて行き、その深められた極所において、一切を握りしめている一個の人間を、彼は彼自身において見出した。彼は、自分の達し得た境地は、もし誠を積むの努力さえ払われるならば、何人もが達しうる境地であることを思った。彼はそう思うことによって無限の悦びを感じた。

(自分の歩いて来た道は、万人の道だ。自分は今、何人が自分の言葉に従って自分のあとを歩もうとも、いささかの不安も感じない。なぜなら、自分の言葉には、ただの一つも空想がなかったからだ。自分は自分の言葉を、残らず実践によって証明して来たのだ。否、実践の後にこそ自分の言葉が生れて来たのだ。)彼は立上って空を仰いだ。空はやはりはてもなく蒼かった。そして泰山の土が、がっちりと彼の脚を支えていた。

門人たちは、めいめいの心境に応じて、孔子の言葉を胸の中でくりかえしながら、孔子の姿を仰いだ。誰も一語を発する者がなかった。