후리가나로 읽는 일본 고전
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ろんごものがたり
論語物語
下村 湖人
下村 湖人의 論語物語(ろんごものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 132,688자 · 266화면
楽長と孔子の眼
曰く、然らば則ち師愈(まさ)れるかと。子曰く、過ぎたるは猶お及ばざるがごとしと。(先進篇)
楽長と孔子の眼
子、魯の大師に楽を語げて曰く、楽は其れ知るべきなり。始めて作すとき翕如たり。之を従てば純如たり。如たり。繹如たり。以て成ると。
――八※(「にんべん+(八がしら/月)」、第3水準1-14-20)篇――
魯の楽長は、式場から自分の控室に帰ると、少し自暴気味に、窮屈な式服を脱ぎすてて、椅子によりかかった。彼は、自分の心を落ちつけようとして、その芸術家らしい青白い頬に、強いて微笑を浮かべて見たり、両足を卓の上に投げ出して、わざとだらしない風を装って見たりしたが、そんなことでは、彼の気持はどうにもならなかった。
(奏楽の失敗が、もうこれで三度目だ。)
そう思うと、彼の心臓は、一滴の血も残されていないかのように、冷たくなった。
彼が、こんなに惨めな失敗をくりかえすようになったのは、不思議にも、孔子が司空の職を奉じて、彼の上に坐るようになってからのことである。孔子は、これまでの司空とちがって、非常な部下思いで、めったに怒った顔を見せたこともないのだが、どういうものか、いざ奏楽となると、楽長の手がにぶってしまう。