일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おつきさまのうた

豊島与志雄童話集

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 豊島与志雄童話集(おつきさまのうた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,569자 · 336화면

아오조라 문고

雷神の珠

一

むかし、世の中にいろんな神が――風の神や水の神や山の神などいろんな神が、方々にたくさんいた頃のこと、ある所に一人の長者が住んでいました。その長者が、ある日、他国から来た旅人から、次のような話を聞きました。

――雷の神が空から落ちると、その落ちたところに大きな穴があいて、その穴の底に、まっ白な珠が残る。それは世にも不思議な珠で、雷の神の宝物にちがいない。なぜなら、落ちた雷の神が黒雲に包まれて空に昇ってゆく時、黒雲はその珠をも一緒に包んで持っていってしまう。だから、その珠を見ようとすれば、雷の神が落ちてすぐに駆けつけなければいけない。けれども、黒雲に包まれてるうちだから、なかなか見つからない。世界中にまだ誰もよく見た者がない。それほど珍らしい不思議な珠だ。

長者はその話を聞いて考え込みました。それから、その不思議な珠をどうにかして手に入れたいと思いました。言うまでもなく長者のところには、金や宝が蔵いっぱいありましたけれど、世界中に誰も見た者がないというほど、珍らしい珠は一つもありませんでした。

「その不思議な珠を手にいれたいものだな。そうすれば私は世界一の長者になれるわけだ」