일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あかごうしくろうえもん

赤格子九郎右衛門

国枝 史郎

国枝 史郎의 赤格子九郎右衛門(あかごうしくろうえもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,484자 · 29화면

아오조라 문고

とは云え気候は極わめて熱く、悪疫四方に流行し、加之土人は兇悪惨暴、その上陸地は山ばかりで、取り処の無い島とも云えましょう。併し、港の近傍には無数の人家軒を並べ、酒店、娼家、喫茶店など、到る所に立ち並び繁昌を極めて居りました。

で、私と東六とは、その中で特に外見の好い、酒店へ這入って行きました。

五

這入って見ますると、店の中は、諸国の水夫や楫取で、一杯になって居りました。支那の言葉、呂宋の言葉、西班牙の言葉、ポルトガルの言葉――色々様々の国々の言葉で、四辺は騒々しく活気に充ち、何か今にも面白い事件でも、起こって来そうに思われました。

私と東六は室の隅の丸い卓子を前にして、所の名物柘榴酒を飲みながら、四辺の様子を見て居りましたが、不意に其時、私達の横で、

「あ、来たぞ! 黒仮面が!」と、小声で叫んだのを聞きました。

それと同時に室の中が急に静かになりました。と、見ると、遙か室の向うの、戸外へ向いた戸口から、其形恰も蝙蝠のような畸形な真黒の人影が、室の中へひらひらと這入って参りました。

「成程、噂に聞いた通りの不思議な様子をして居る哩」と、私は胸で呟いたものです。