후리가나로 읽는 일본 고전
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おどるちへいせん
踊る地平線(上)
谷 譲次
谷 譲次의 踊る地平線(上)(おどるちへいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,926자 · 332화면
妙な稼業もあったものだが、これも需要あっての供給だろうから仕方がないとして、この肝腎な親分はまだ姿を見せない。
料金は九百九十八法。千法に二法足らないきりだが、千法よりあずっと安く聞える。まるで年の暮れに猶太人の莫大小屋が、一弗の股引を九十九仙に「思い切り値下げ」して、「犠牲的大廉売」、「自殺か奉仕かこの英断!」なんかと楽隊入りで広告するような、猶太心理学派の遣り方だが、事実どう算えたって千法には二法足らないんだから、やすいこた安いわけで、誰だって文句は言えまい。
こういうわがアンリ・アラキ親分である。寄らば大木のかげで、この人の身内だからこそ、私もこうしてちったあ利いたふうなことが言えるというものだ。
まあ、it は it として――。
「夜の巴里」の探検隊、同勢十四人。こうなると、ひとり者は世話はないが、運わるく細君のあるやつは苦しがって種々悪計をめぐらし、やれ「近頃運動不足で不眠だから一晩夜の空気を吸って歩くようにと医者の厳命だから」ことの、やれ「お前も知ってるとおり今やあたらしく生れ出ようとしている英仏合同一大毛織物会社の設立相談会があってことによると今夜は帰らないかも、たいていは遅くなっても帰るつもりだが、或いは、ひょっとすると帰らないかも知れないが決して心配しないで先に寝てるように」