후리가나로 읽는 일본 고전
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かいことてんぼう
近世数学史談
高木 貞治
高木 貞治의 近世数学史談(かいことてんぼう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,981자 · 25화면
,本が来なくなって,自分でやり出した時にそういう不分岐などいう条件を捨ててしまって,少しやってみると,今ハッセなんかが,逆定理(ウムケール・ザッツ)と謂っている定理であるが,要するにアーベル体は類体なりということにぶつかった.当時これは,あまりにも意外なことなので,それは当然間違っていると思うた.間違いだろうと思うから,何処が間違っているんだか,専らそれを探す.その頃は,少し神経衰弱に成りかかったような気がする.よく夢を見た.夢の裡で疑問が解けたと思って,起きてやってみると,まるで違っている.何が間違いか,実例を探して見ても,間違いの実例が無い.大分長く間違いばかり探していたので,其の後理論が出来上った後にも自信が無い.どこかに一寸でも間違いがあると,理論全体が,その蟻の穴から毀われてしまう.外の科学は知らないが,数学では「大体良さそうだ」では通用しない.特に近くにチェックする人が無いので自信がなかったが,漸くのこと1920年に,チェックされる機会が来た.その年,大学教授の欧米巡廻ということで,外国へ往くことになった.その年にはストラスブルグで万国数学会議があったから,その時に持ってゆこうというので,急いで論文を書き上げたが,出発までに印刷が間に合わなくて,後から送って貰ったような状態であった.ところが