일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ながつかたかししのしょうせつ「つち」

長塚節氏の小説「土」

夏目 漱石

夏目 漱石의 長塚節氏の小説「土」(ながつかたかししのしょうせつ「つち」)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,420자 · 3화면

아오조라 문고

漸く手の隙いた頃を見計って、読み落した諸家の短篇物を読んで行くうちに、無名の人の筆に成ったもので、名声のある大家の作と比べて遜色のないもの、或はある意味から云って、却てそれよりも優れていると思われるものが間々出て来た。そうして当時の評論を調べて見ると、是等の作物が全く問題になって居ない。青木健作氏の「虻」抔は好例である。

型に入った批評家のために閑却され、多忙のため不公平を甘んずる批評家のために閑却されては、作家(ことに新進作家)は気の毒である。時と場合の許す限りそういう弊は矯正したい。「朝日」に長塚節氏の「土」を掲げるのも幾分か此主意である。

二三年前節氏の佐渡記行を読んで感服した事がある。記行文であったけれども普通の小説よりも面白いと思った。氏はまだ若い人である。しかも若い人に似合わず落ち付き払って、行くべき路を行って、少しも時好を追わない。是はわざと流行に反対したの何のという六ずかしい意味ではなくて、氏には本来芸術的な一片の性情があって、氏はただ其性情に従うの外、他を顧みる暇を有たないのである。余は其態度を床しく思った。

尤も今度載せる「土」