일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あおべかものがたり

青べか物語

山本 周五郎

山本 周五郎의 青べか物語(あおべかものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,888자 · 317화면

아오조라 문고

鍋の中では鮒の味噌煮がことこと音を立ててい、味噌と川魚との入り混ったうまそうな匂いが、蓋の隙間から漂いながれていた。

蒸気河岸のほうから、土堤の上をこちらへ近づいて来る、賑やかな人声が聞えた。先生はまたペンを取った。人声はもっと近づいて来、それが子供たちだとわかったとき、かれらはうたいだした。

「おーかんけ(大勧化)おーかんけ おいなりさんのおーかんけ」

かれらは先生の家を見おろすところまで来て、土堤の上からうたい続ける。

「おぞーに(雑煮)とおーあげ おあげのだんからおっこって あーかい***ーすりむいた こーやくだい(膏薬代)にくれせーま くれせーま」

先生は机の前で躯を固くしている。土堤の上では子供たちの相談する声が聞える。

「いんだよいんだよ」と云う声がする、「見せえま、電気がついてんべえがね」

かれらはまたなにか相談をし、声をそろえて、まえよりも勇ましく誘惑的にうたいだす。もちろん文句は同じもので、先生は殆んど息をころしている。するとかれらの中から、船宿「千本」の長の呼びかける声がする。

「先生、百でも二百でもいいだよ」

先生は可笑しくなって、というのは、そのとき先生のふところは極めてさみしく、そういう喜捨に応ずることができなかったからで、つまりそれが可笑しかったのであるが、先生は辛抱づよく沈黙を守っ