후리가나로 읽는 일본 고전
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あおだけ
青竹
山本 周五郎
山本 周五郎의 青竹(あおだけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,622자 · 29화면
話は関ヶ原のことに集った。
慶長五年九月十五日午後一時、金吾中納言ひであきのねがえり反撃によって石田三成の陣は総くずれとなり、午前四時からはじまった合戦はそのときまさに徳川軍の勝ち目を決定した。ほとんど乱戦となった戦場の一角で、本多忠勝と井伊直政とは僅かな手兵のせんとうに馬を駆り、島津惟新義弘の軍へきびしくきりこんでいた。敗勢になりながら、島津の兵はじつによく戦った、しかしいかに善防したところでもはや大勢を挽回することはできない、ついに馬じるしを折り記章を捨てて牧田から西南のほうへと退却をはじめた。追いうちは急だった、惟新義弘はしばしば危地に追いつめられた、それを救うために惟新の子豊久が馬をかえして戦い本多忠勝の兵に討たれた。つぎには侍大将の阿多ぶんご盛淳が追撃兵の前にたちふさがり、――兵庫入道これにあり、島津惟新これにあり。とさけんで義弘の身代りに立った、これにぶつかったのは井伊直政の兵だったが、直政はそれが身代りだということを察し、おのれはなおも馬を煽って惟新を追った。――どうでも入道のしるしをあげるぞ。そう思ってむにむさんに突っこんだ。義弘をまもる兵たちはすでに八十余人にすぎなかった、これが牧田川の岸でめざましく防ぎ戦った、そしてもう一歩というところまできりこんだ直政は敵の銃撃にあって腰を射ぬかれ