후리가나로 읽는 일본 고전
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あおだけ
青竹
山本 周五郎
山本 周五郎의 青竹(あおだけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,622자 · 29화면
六
六
あくる年の二月、直政が病死して長子なおかつが家督をし、間もなく城地を彦根へ移された。慶長十年には直孝が十六歳で将軍家に召され、おそば仕えを命ぜられたので源七郎も供をして江戸へくだった。この年に秀忠は征夷大将軍となり、大阪城の秀頼は内大臣に任ぜられた。徳川と豊臣氏のあいだにようやく不穏の雲ゆきが動きはじめたのもこの時分からである。おなじく十三年に直孝は書院番がしらとなり、十六年には二十二歳で大番のかしらに累進した。余吾源七郎はこのあいだに五百石の徒士がしらとなっていたが、まだ娶らず、黙々として目立たぬ奉公ぶりを続けていた。
かくて慶長十九年霜月、ついに関東と関西のあいだに戦端がひらかれ、関ヶ原いらいくすぶっていたものがゆきつくところへゆきついた。直孝は病弱な兄に代って大阪へ従軍し、生玉口から真田丸の攻撃にめざましいはたらきをした。この戦は十二月十七日に和睦となり、いったん両軍は兵をおさめたけれども、あくる元和元年五月ふたたび開戦となった、すなわち夏の陣がこれである。……冬の陣には直孝の帷幄にあった源七郎は、このたびは右翼の部将となり、二百余人の兵をあずかって陣頭に立った。