후리가나로 읽는 일본 고전
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めいせつじじょでん
鳴雪自叙伝
内藤 鳴雪
内藤 鳴雪의 鳴雪自叙伝(めいせつじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,693자 · 377화면
総てが仮名文で、漢籍を読む力では実にばかばかしいものであったが中段が得たいばかりに、腹の中では笑いながらもその教えを受けた。またある時は出陣式とか鎧の着初式とかいうのを古式に依って行い、門人の中の或る子供が殿様や若殿様となり、その他も種々なる役人となって、各々小具足を着けて真似事などをした。場所は藩にも奨励の際とて三の丸大書院を明渡してそこでさせた。私も小具足でその席に列し、命令通りの服役をしたことである。けれども漢学の力を応用するような機会もなく、中段は一向に貰えない。
もうその頃は同年輩の者は得意で御雇を勤め、あるいは京阪に旅行するものもあった。それに引替え私は寄宿舎の中にくすぶっていて、その中でこそ気焔も吐くが、外に出ては、嫡子でいながらひやめし喰いにも追従せられぬので、自分のみすぼらしさをつくづくと感じた。それに私は一両年前より吃る癖がつき、尤も学校で講義をする時は得意で気の伸びているがためか、別に差支もなかったが、人の家へ行ったり、人と遇って話をしたりする時には、吃って口が利けない。人は可笑しがる、私は益々吃る。それが御雇にもなれぬ身だというひがみ心と共に一層募って、父や一家の人々にも大いに心配させた。