일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いさましいはなし

いさましい話

山本 周五郎

山本 周五郎의 いさましい話(いさましいはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,835자 · 73화면

아오조라 문고

事件の始末は江戸へ報告されたが、その裁決より先に、敦信から「歳出切下げ」に関する墨付が来た。

禍いが福になったといおうか、国許ではこの出来事が負債になったかたちで、はたしてこの状態を続けてゆけるかどうか、そこはまだ疑わしいと思うけれども、とにかくこの変化には希望をもってよい、相当なところまでゆけるということを玄一郎はみてとった。

三月中旬に新しい作事奉行として、八木隼人が赴任して来た。続いて大目付の沢田貞蔵が、事件に対する敦信の裁決をもたらし、関係者の罪科が定った。

津田庄左衛門 家禄召上げ放国。

吉川左次馬 右に同じ。

益山、三次、上原、そして中野市之丞らは食禄を削られたうえ、それぞれの親族へ永の預けとなった。津田は主謀者であり、吉川は勘定奉行を詐称したことで罪が重かったのだろう。

玄一郎は津田といちど会いたかった。せめて退国するときにでもと考えていたが、やっぱり会わないほうがいいと思い、津田と吉川の追放される日には、八木隼人と二人で望水楼へゆき、久方ぶりにくつろいで飲んだ。

「やったね、たいした度胸だ」

八木は赴任して来たとき云ったことを、また繰り返した。