후리가나로 읽는 일본 고전
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いさましいはなし
いさましい話
山本 周五郎
山本 周五郎의 いさましい話(いさましいはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,835자 · 73화면
二
亡くなった父も実直な、学者はだのごく穏やかなひとであった。主馬はまたそれ以上に朴訥温厚な性格で、妻女のはっきりした遠慮のない挙措と、きわめて対蹠的にみえた。
――婿養子となると、武家でもこんなものか。
世話になった半月ほどのあいだに、こう思わせられたことが二度や三度ではなかった。しかしそれは庫田に限ったことではなく、つまり婿であるなしにかかわらず、それが一般的な風習だということを、まもなく彼は知ったのである。
国許では女の威勢が強い、と、江戸でしばしば聞いていたが、じっさいは想像以上であり、しかもきわめて根づよくゆきわたっていることに、玄一郎はずいぶんとまどいをしたものであった。
二
五番町の家へ移ったのは九月下旬のことである。それから正式に勘定奉行交代の披露があり、国家老の夫人の招宴と、同じく国家老の令嬢の主催で招宴があった。
続いて重臣たちの招待、奉行職だけの招待、そして彼の役所に属する下僚たちの招待など、三十日ばかりのあいだに五つの招待を受け、また、奉行職たちをいちど、下僚をいちど、答礼に招いて酒宴を張らなければならなかった。
江戸ではこんな例はない。