후리가나로 읽는 일본 고전
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それから
それから
夏目 漱石의 それから을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 172,794자 · 347화면
その内通例の挨拶も済んでしまった。話は呼び寄せた方から、切り出すのが順当であった。
「三千代さんは病気だってね」
「うん。それで社の方も二三日休ませられた様な訳で。つい君の所へ返事を出すのも忘れてしまった」
「そりゃどうでも構わないが、三千代さんはそれ程悪いのかい」
平岡は断然たる答を一言葉でなし得なかった。そう急にどうのこうのという心配もない様だが、決して軽い方ではないという意味を手短かに述べた。
この前暑い盛りに、神楽坂へ買物に出た序に、代助の所へ寄った明日の朝、三千代は平岡の社へ出掛ける世話をしていながら、突然夫の襟飾を持ったまま卒倒した。平岡も驚ろいて、自分の支度はそのままに三千代を介抱した。十分の後三千代はもう大丈夫だから社へ出てくれと云い出した。口元には微笑の影さえ見えた。横にはなっていたが、心配する程の様子もないので、もし悪い様だったら医者を呼ぶ様に、必要があったら社へ電話を掛ける様に云い置いて平岡は出勤した。その晩は遅く帰った。三千代は心持が悪いといって先へ寐ていた。どんな具合かと聞いても、判然した返事をしなかった。翌日朝起きて見ると三千代の色沢が非常に可くなかった。