후리가나로 읽는 일본 고전
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それでもわたしはいく
それでも私は行く
織田 作之助
織田 作之助의 それでも私は行く(それでもわたしはいく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 89,708자 · 181화면
六
「小郷が殺されたのは、しかし、二時半頃ですよ」
と言った。
六
小田は思わず、
「あ、そうだった」
と、膝をたたいた。
「――小郷が殺された時間には、鶴雄はおれと一緒に歩いていたのだ」
小田はこのことに気がつかず、一途に鶴雄が犯人ではないかと、疑っていた自分の間抜けさ加減に苦笑した。
「梶君じゃありませんよ、犯人は……」
と、小田は言った。
「――ちゃんと、アリバイが出来ています」
「もし、あなたのおっしゃったことが、本当だとすれば、そうですね」
と、司法主任は言った。
「嘘だとお思いになるんですか」
「いや、嘘だとは思いませんが……」
「とにかく、これを見て下さい」
と、小田は「それでも私は行く」の覚書を見せた。
「このノートは、梶君をモデルにして書こうと思っている小説の覚書です。言って置きますが、空想は混っていません。全部、梶君の口から聴いたことと、僕自身見聞したことばかりです」
「そうですってね」
「どうして、それをご存知なんですか」
「いや、実は山吹先生からききました」
と、司法主任は言った、
「――山吹先生は梶鶴雄の受持の先生でしょう」
「ええ」
「だから梶君のことをききに行ったんですよ。