후리가나로 읽는 일본 고전
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イタリーげいじゅつにあるひとつのもんだい
イタリー芸術に在る一つの問題
宮本 百合子
宮本 百合子의 イタリー芸術に在る一つの問題(イタリーげいじゅつにあるひとつのもんだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,375자 · 7화면
反復が芸術的に素朴な手法でされているものだから、希望される最も低い意味での風景的異国趣味さえ損われてしまっている。登場する人物は少数のイタリー指揮官と、銃を与えられて、整列すること、敬礼すること、同じ黒い皮膚を持った沙丘の彼方の土民を射撃することを正当化されているリビヤ土人の一隊である。人間再出発の重大なモメントである土民との接触の面は、この映画で軍事的なものの外は見落されている。土民兵士の日常生活、彼等の白い被衣をかぶった妻子たちとの暮しぶり等は一つも画面に取り入れられていない。ただそこには調練と沙漠の行軍と描き出されてはいない敵との交戦があるだけである。これらの描写を通して、ルドヴィッチが最後にクリスチアーナに向って深刻な顔つきで訣別をつげる気持の変化を理解しようとすれば、一つの単純な形で語られている軍人気質、愛国心めいたもの以上に深いものを見出し得ないのがむしろ自然であると思う。
「リビヤ白騎隊」の芸術的限度がそこに止っているのである。
「脱出の映画」の第一の作品としてこの映画を紹介されて見ると、私たちには「脱出」の本質的な内容に対する疑問が益々深まって来る。