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エマヌエル・カント『しぜんてつがくげんり』かいせつ
エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説
戸坂 潤
戸坂 潤의 エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説(エマヌエル・カント『しぜんてつがくげんり』かいせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,570자 · 72화면
物質が他物質の影響を受けてその部分の結合を変えるとすれば、それは他物質が外的に運動を加えてこの変化を惹き起こすのであるか、それともそのような強力を加えずしてこの変化を及ぼすかである。第一の場合は力学的変化、第二の場合は化学的変化である。化学的変化にあっても結合していた部分は分離する。之を溶解という。一物質の部分が他物質の部分と結合した後、再び分れることを分析という。化学的変化とは溶解と分析とに外ならない。今AとBとが溶解してCとなる時、Cの各部分に於てAとBとが一定の割合を占めているならば、それは絶対的溶解である。その場合Cの各部分の体積はAとBによって同時に充実されているであろう。故にAとBとの結合は一つの侵透でなければならない。之は化学的侵透である(力学的侵透と之とを区別せよ)。それが経験的に成立するか否かは言明の限りではないが、少くとも化学的侵透は考え得られることであろう。
化学的変化は力学的に説明されることは不可能である。何となれば溶解に於てもしAとBとが外的に結び付くのであるならば、AはただBの存在しない場所を占めることが出来るだけであって、Cの全体を占めることは出来ず、即ち完全なる溶解は不可能となるであろう。