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エマヌエル・カント『しぜんてつがくげんり』かいせつ
エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説
戸坂 潤
戸坂 潤의 エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説(エマヌエル・カント『しぜんてつがくげんり』かいせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,570자 · 72화면
本文の歴史的意味
故に一般に虚空間は自然哲学にとって必然性を有つものではあり得ないと考えられる。
以上がカント自身の云おうとする所である。吾々は之に基いて吾々が之に対してどのような態度をとり得るかを見よう。
本文の歴史的意味
思うにカントが年来の計画の一部の完成として、而もその批判的根本思想からして必然的に要求されたものとして、この著述に可なりの重大さを許していたであろうと想像されるにも拘らず、本文が発表された時惹き起こした注意は極めて稀薄であったように思われる。尤もマールブルクのベーリング教授は本文に就いてその講義を予告したこともあるが、それは或る事情の下に遂に実行されるには至らなかった。そして又この書物の抜萃がシュルツとジギスムント・ベックとによって夫々出版されたということもあるが、けれども九年後にキーゼヴェッターがカントに贈った手紙の言葉を借りるならば、カントの従来の著述を好んで引用したり説明したり抜萃したり注解したりしていた人々が、当時まだこの本文を殆んど顧るに至らなかったことは、全く不思議な現象と云うの外はなかった。この手紙の主は云っている、「人々がこの書物の無限の価値を知らないためであるのか、それともそれが余り難解なためであるのかは知らない……。