후리가나로 읽는 일본 고전
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フレップ・トリップ
フレップ・トリップ
北原 白秋
北原 白秋의 フレップ・トリップ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,698자 · 293화면
沓掛や軽井沢と並んで浅間三宿といったのだそうです。大名行列で随分盛んだったでしょう。その追分には馬頭観音が立っているんですがね、いつか行って見た時には、まだ早春で枯草の中にぺんぺん草の花が咲いていましたよ。古い旅籠屋では油屋という、元は脇本陣だったそうですが、以前のままの大きな古い建築で、軒下には青い獅子頭などが突き出ていました。剥げちょろけですがね。二階が出張っていましてね。それに入口の板の間が広く、柱が大きくて、ありゃ国宝ものですよ。それに浅間の裾野一帯が落葉松林でしてね。や、翁草がずいぶん咲いていましたぜ。あの幅の広い林道を材木をつけた二輪馬車がカラカラカラと通るのです。霧のような雲が流れてね。や、これは話が横道に逸れてしまいましたが、砕けたところでは、
碓氷峠の権現さまよ、わしがためには守り神
送りましょかよ送られましょか、せめて峠の茶屋までも
というようなものになっています。この信濃追分が北越の航路から蝦夷地へ流れ流れてゆくうちに、いつとなく波の響きや艪拍子の中で洗われ揉まれて、遂にはあの船唄としての追分の哀調になったのでしょう。その土地土地で松前追分とか渡島追分、江差追分とか呼んでるのがそれです。