후리가나로 읽는 일본 고전
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フレップ・トリップ
フレップ・トリップ
北原 白秋
北原 白秋의 フレップ・トリップ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,698자 · 293화면
その晩餐後、最寄りの書店で絵葉書をあさっていると、其処へ医専のTが這入って来た。
「どうしたい。」
「Aさんの官舎へ泊めてもらうことにしました。きさくな人です。飲むとおもしろいんですよ。非常に歓待してくれましてね。そしてずっと泊っていいといってくれます。」
「ほう、それはいいね。」
「先生を知っていますよ、Aさんは。なんでも弁当箱に書かれたことがあるでしょう。愛翫しているそうです。小田原の親戚からもらったといっていました。Aさんも相州の人だそうです。」
「ほう、あの醍醐味かね。」と私は驚いた。
実はこういうことがあったのである。
私がまだ伝肇寺の間借りをしていた時代だからかなり古い話である。海岸のKという人の貸別荘によく遊びに行ったものであるが、ある時、山本鼎君と二人で、その奥座敷で快く饗応されるままにいい気になって、海を眺め、半日の小閑を楽しんでいた。
主人は手のついた白木の弁当箱を持ち出して何か書いてくれという。そこでよしよしと酔筆をふるった。それが醍醐味の三字であった。いつかしらまた、それがAさんの手に入ったものであるらしい。主人は土地や山林に関した仕事をしていた。