후리가나로 읽는 일본 고전
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フレップ・トリップ
フレップ・トリップ
北原 白秋
北原 白秋의 フレップ・トリップ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,698자 · 293화면
そうして私たちの虔ましく取り囲んでいるこの卓子は、恐らく殿下の侍従たちの額が恭々しく集められたことであろう。殿下も白木の壇上の白木のあの卓子に、おん身を、そのお椅子を寛々と進めたもうたことであろう。そうして遠い白樺の林のかがやきを、牧草の一面の微風を、なんと御覧遊ばしたであろうか。何という簡素と高貴。
御座所の方に向って、また、四辺を広く眺めまわして、しみじみと私は崇敬した、日本皇室の神聖と、吾が民族の由来する伝統と精神とを、そうして愈々に幸わうわが国の言霊とを。
御座所の後ろにはささやかな、また清らかな浅い池があった。何の作るところもない、自然のままの池であった。その水面が薄く明って、平らかに、また何かの影も映していた。そうして周りの、紫の玉を綴った紅苜蓿や、四つ葉の黄の花の馬肥やとすれすれに落ちついたいい静まりを匂わしていた。あの水を緬羊も飲みに近寄るのだなと私はまた透かして見た。それは幽かであった。
音がした。それは初めはあるかない響きであった。その覚束ない騒めきが、次第に柔かでもある深みを持った重い確かさで、前の緬羊舎の戸口から、緑の濡れしずくの草っ原へもこりもこりと動いて来た。