후리가나로 읽는 일본 고전
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せんきゅうひゃくにじゅうくねんいちがつ――にがつ
一九二九年一月――二月
宮本 百合子
宮本 百合子의 一九二九年一月――二月(せんきゅうひゃくにじゅうくねんいちがつ――にがつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,457자 · 23화면
――祖父さんに性病はありませんでしたか
生物遺伝子は三代目のモルモットに最も興味がある。――然し自分は祖父の顔さえ覚えて居ない。私は手をひろげて云った。
――この答えはむずかしい。私は自分の親と自身がそれを持って居ないのを知るだけだ
――宜しい。
それから女医学生は質問した。
――貴方は饑えたことはないか?
饑えたことはないか。――否と答えたが、この入沢内科ではきくことのないであろう単純な質問は自分に強烈な印象をのこした。
社会と病との相互関係の密接さが自分を圧した。
一月三十日
二十六日間臥て居る。病院へ入ってから三週間と一日になった。
餌は牛乳、茶、スープ、キセリ、マンナヤ・カーシャ、やき林檎とオレンジの汁、その他は自身の皮下脂肪。
これ丈永い間病臥して半流動物の食物しか摂れない経験は始めてだ。
去年の一月、グリップを患った。熱が高くて頭や頸がこわばって一寸夢中になった。少しましになってからYが 弱るから何かおあがり、何か食べたいものをお考え と日に何度となく云って呉れた。
食べたいものはあるんだけれど、駄目。
何さ、云うだけ云って御覧。そこで私はつみ重ねた白い枕の上で 云うに云われぬ 一種の笑顔になりながら 遠慮深く答えたものだ。