후리가나로 읽는 일본 고전
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りこんについて
与謝野晶子評論集
与謝野 晶子
与謝野 晶子의 与謝野晶子評論集(りこんについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 50,402자 · 100화면
三輪田学士はまた「環女史の離婚は何か女史の方から進んで請求したように伝えられてあるが、果して然りとすれば飛でもない心得違である」といわれましたが、これは弘化年度に生れて今まで存在ている老人の言草のように聞えます。離婚は講和でなく戦争です。宣戦の布告を先に出すという事は双方の自由であって、先に出した方が勝利に帰する例も少くない如く、離婚の場合にも都合の好い事かも知れません。離婚は笑って出来る事でなく互に気拙くなって致す事ですから、既に離婚せねばならぬ状態に立到った以上その場合にまで夫唱婦和を強いるのは実際の人情に通ぜぬ迂濶な御考です。昔の歴史を見ましても后の方から御離別を申し出でられた例はしばしば御座いますけれど、それが御歴代の御聖徳に影響しているとは思われません。石之姫が筒木宮に怒って籠られ、帝をして手を合さんばかりに詫言を申さしめ給いし例などは随分烈しい事ですが、それが仁徳帝の御徳を煩しているでもなく、帝は現に今の教育家の倫理の御本尊になっておられます。かような手続の前後にまで目角を立てられる教育家の不心得の方がよほど怪しからん事かと存じます。