후리가나로 읽는 일본 고전
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よにでるまで
世に出るまで
坂口 安吾의 世に出るまで(よにでるまで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,557자 · 15화면
と改題し、同人の葛巻義敏が芥川龍之介の甥で、芥川の著作の世話全部をやっていたものだから、岩波書店へ睨みをきかせて、そこから発行したのである。バカな話で、岩波も迷惑であったと思うし、我々にしたって無名の者の同人雑誌を岩波あたりから出してもらって、かえって阿呆らしいような気持が強かったのであるが、葛巻が岩波から出させることに執着して、とうとう、芥川全集はもう岩波からだしませんなぞと怒りだすようなことがあって、岩波も泣く泣く承知したわけだ。葛巻にとっては同人雑誌が自作の発表のためよりもアクセサリーであったようで、文学の名門の家で人となったのだから、発行所なぞにも凝りたかったのであろう。
最近飜訳の方で活躍している関義、江口清、愛馬行進曲というのを作った本多信という詩人、当時アテネフランセの先生だったいまの「きだみのる」さんも客員のような存在であった。高橋幸一君なぞも一作も発表しない同人で、なにぶんフランス語の学校のサロンのようなところから生れた同人雑誌だから、一作も発表しない、飜訳すらもしない、という同人が多かった。アクセサリーであれば足りるというオシャレ同人が多かったわけだ。