후리가나로 읽는 일본 고전
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アリゾナのめとら
世界怪奇実話II
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話II(アリゾナのめとら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,877자 · 91화면
それから一と月程して、その家のほかの部屋にいた、もう一組の家族が何処かへ移ったので、ルウスがあまり熱心に言うものですから、私達夫婦は、其処へ移ったのでした。で、四人一軒の家に住むことになったわけで、自然、朝夕よく顔が合いましたが、ルウスはほんとにこの二人の女に夢中で、あんな好い人達はないなどと、始終口癖のように言っていました」
このジュッド医師は、ずっと会社の嘱託医を専門にして来た関係上、関係している保険会社の依頼などで、よく長い間、家を明けて、他の地方へ出張しなければならないことがあった。丁度その頃、アリゾナ州ビスビイ町に新しい鉱山事業が起って、その従業員の身体検査やなどを依頼されたために、ジュッド氏はまた長期に亙って、家を留守にしなければならなくなった。それが、この八月八日のことで、それ以来、各地を転々して、ジュッドは、その八月初旬から妻に会わずにいるのだ。現在はビスビイの方の仕事は済んで、半ば休養を兼ねて、サンタ・モニカの妹の処へ来ているというのである。が、今日明日にもフォニックス市へ帰る積りであった。
「私は大戦に出征して負傷したのです」
ジュッド医師は言う。