후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
アリゾナのめとら
世界怪奇実話II
牧 逸馬
牧 逸馬의 世界怪奇実話II(アリゾナのめとら)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,877자 · 91화면
もう、ルウスの逮捕は時間の問題に相違ない。賞金は二千五百弗、市民は眼の色を変えて、ルウス騒ぎに熱中しているのだから、もし、まだ生きているとすれば、案外公々然と、刑事や記者の眼に触れながら、それとは気が付かれずに静かにしているに相違ない。
午後四時三十分、このはち切れそうな緊張に、電波のように揺り動かして、閃いたものがある。
電話のベルだ。
課長秘書のマデリン・ケリイが、受話機を取り上げると直ぐ、彼女はそれを、タイムス社のアルバアト・ナダン記者へ差出して、
「あなたへ電話ですよ」
タイムスに其の人在りと知られた、警察係ナダンは、暫く電話で暗合のような言葉を話し合っていたが、
「そうかい。じゃあ、兎に角行って見よう」
と、静かに言うと、そのまま退屈そうな顔で、ぶらりと捜査本部を出て行く。
ナダン記者の背後に、揺れ扉が閉まるか閉まらないに――。
また、電話だ。
今度は、課長テイラア氏へ。
と、思うと、課長室で鈴が鳴って、秘書のマデリン・ケリイを呼んでいる。
這入って行って机の前に立つと、テイラア課長は、きらりと輝く眼を上げた。
「アレキサンダア・ホテルへ電話を掛けて、フォニックス地方検事アンドリウスさんに、直ぐ此処へ来るように言って呉れ。