일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かかこうしゅ

中国の怪談(二)

田中 貢太郎

田中 貢太郎의 中国の怪談(二)(かかこうしゅ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 107,926자 · 225화면

아오조라 문고

水に臨んで朱塗の欄干も見えていた。

女の子はその中へ入って行った。彭もそれに随いて行った。其所は窓という窓は皆水晶で、それに青白い月の光が射していた。公主といわれているかの女は欄干に凭れて月を観ていた。

「あの方を、お供してまいりました」

かの女は此方を見るなりすぐ体を起して寄ってきた。

「好奇の坊ちゃん、この四五日は、お見えにならないじゃありませんか」

女はにっと笑いながら彭の手に自分の手をかけた。彭はきまりが悪いので、微笑するだけで何も言えなかった。

「すこしお眼にかからない間に、こんなにお痩せになりまして」

女はこう言ってから傍に立っていた女の子の顔を見た。

「あの碧霞漿を一杯持っておいで」

女の子はちょっと頭をさげて次の室へ行ったが、すぐ盃を捧げ持ってきた。彭と手をとり合っていた女は、一方の手にそれを取って彭に渡した。それは紺碧の色をした甘い匂いのする物であった。

「これは緑蕚夫人から戴いた物でございます」

彭はそれを飲みながら不思議な周囲にその眼を向けた。

「此所は何所でしょう」

「此所は広寒香界でございます、あなたのような俗人は、長く此所にいることはできないのです、早くお帰りなさい」