후리가나로 읽는 일본 고전
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ちゅうごくかいきしょうせつしゅう
中国怪奇小説集
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 中国怪奇小説集(ちゅうごくかいきしょうせつしゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 179,458자 · 363화면
伝うるところに拠れば、彼がさきに盗賊二人を捕えた時、いずれもその証拠不十分であるにも拘らず、彼は自己の功をなすに急なる余りに、鍛錬羅織して無理にかれらを罪人におとしいれた。その恨みが重要書類の紛失となり、さらに彼の死となったのであろうというのである。但しそれが死んだ人の仕業か、生きている人の仕業か、本人に聞いてみなければ判らないのである。
股を焼く
宋の宣和年中に、明州昌国の人が海あきないに出た。海上何百里、名の知れない大きい島に舟を寄せて、そのうちの数人が薪を採りに上陸すると、島びとに見つけられて早々に逃げ帰ったが、その一人は便所へ行っていたために逃げおくれて、遂にかれらの捕虜となった。
島びとは鉄の綱で彼をつないで、田を耕させた。一、二年の後には互いに馴れて、縛って置くことを免されたが、初めのうちは島びとがあつまって酒を飲むたびに、彼をその席へひき出して、焼けた鉄火箸を彼の股へあてるのである。かれらはその苦しみもがくのを見て、面白そうに大いに笑った。要するに、彼に残酷な刑を加えて、酒宴の余興とするのである。
彼ものちにはそれを覚ったので、いかに熱い火箸をあてられても、騒がず、叫ばず、歯を食いしばってじっと我慢していたので、かれらは興を失ったらしく、ついにその拷問をやめてしまった。